国内最多種の
ヒト幹細胞培養上清液の
製造
News SCCLからのお知らせ
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2024年11月21日
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2024年11月21日
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2024年11月21日
わたしたちは、
ヒト幹細胞培養上清液の製造を行い、
再生医療の発展を支えます。
幹細胞培養上清液の種類
弊社では、6種類のヒト幹細胞から幹細胞上清液の製造を行っています。 ヒト幹細胞の種類によって、抽出されるサイトカイン(成長因子等)の 成分量が異なるため、由来細胞による単純な上位互換はなく、求める効 果によって、製品を使い分ける事が望ましいと考えています。
品質へのこだわり
培養からフリーズドライまでの工程をクリーンルーム内で完結させ、
異物混入のリスクを排除しています。
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培養技術
幹細胞培液に含まれる成分の濃度や品質は、機械だけでなく、培養士の技術によって支えられています。栄養成分の配合割合や温度設定等の培養環境の設計だけでなく、経過観察中の培養環境の微調整が結果を大きく左右します。また、培養する幹細胞の種類によって最適な環境条件が違うため、弊社では研究によって、各幹細胞に最適化された独自の環境設計を行っています
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自社基準
幹細胞培養上清液の製造方法や品質には直接法律による規制がありません。体内に取り入れる製品であるため、弊社では厳格な自社基準を設けております。成分分析による有効成分の濃度だけで比較されがちですが、適切でない培養培養方法によって、アンモニアや炎症性のサイトカインが分泌されるリスクもあります。弊社では、有効成分を高濃度に保ちつつ、人体に悪影響をもたらす可能性のある成分が分泌されないように、培養方法や経過観察に特に配慮しています。
製品開発・コンサルティング
クリニックに対して幹細胞を用いた再生医療の導入支援や、
幹細胞に関する正しい理解を広めるための活動を行っています。
- 化粧品メーカーに対する原材料の提供
- 医薬部外品メーカーに対する原材料の提供
- クリニック様の幹細胞培養上清液治療の導入サポート
- クリニック様への再生医療提等供計画の申請サポート
- 共同研究及び開発
再生医療の効果とはEffects of Regenerative medicine
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失われた細胞を再生する細胞
私たちはみな、自分たちの体の中に、皮膚や血液のように、ひとつひとつの細胞の寿命が短く、絶えず入れ替わり続ける組織を保つために、失われた細胞を再び生み出して補充する能力を持った細胞を持っています。こうした能力を持つ細胞が「幹細胞」です。
- 幹細胞とは??WHAT IS STEM CELLS
- 幹細胞を使った再生治療の種類WHAT IS STEM CELLS
- 幹細胞の種類による違いWHAT IS STEM CELLS
幹細胞培養上清液About Stem cell supernatant
健康や美容への効果の期待
培養液は、人の体内の幹細胞を液体培地で培養する際に得られる上澄み溶液のことです。この培養液には、幹細胞から分泌されたさまざまなサイトカインが豊富に含まれています。サイトカインは細胞から分泌されるタンパク質で、細胞の増殖や分化を調節し、体内の損傷を受けた組織や細胞の機能回復に大きな役割を果たしています。
そのため、サイトカインを多く含む培養液は、老化などで衰えた細胞の回復を助け、健康や美容に対するさまざまな効果が期待できるのです。
取り扱うヒト幹細胞の種類The Line Up of stem cell supernatant
幹細胞培養上清液は、弊社では由来となる細胞の種類により製品6種類に分かれます。弊社では、これら細胞由来には、細胞別に単純な優位性や上位互換は無く、由来細胞により、効果をもたらす有効成分の配分が違うため、求める効果によって使い分けるべきだと考えています。
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脂肪由来
患者様の腹部から採取する脂肪に含まれる「幹細胞」の力を活用する治療です。抗炎症作用により痛みを緩和したり、自然治癒が望めない軟骨組織などの修復が期待できる再生医療の一つとして実用化が始まっています。
主な効果
- 抗炎症作用
- 血管再生・血管新生作用
- 神経細胞修復・再生作用
- 美容作用
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臍帯血由来
幹細胞は身体の中のあらゆる組織に存在していますが、臍帯(さいたい)の中にも存在しています。臍帯とは、いわゆる「へその緒」で、胎児と母体の胎盤をつなぐ組織です。
主な効果
- アンチエイジング
- 再生
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羊膜由来
出産時の胎盤から分離した羊膜に存在する未分化の細胞。筋肉、骨、軟骨、脂肪など間葉系に属するさまざまな細胞に分化する能力や自己複製の能力を持ち、高い免疫抑制作用がある。
主な効果
- アンチエイジング
- 病気リスクの軽減
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胎盤由来
胎盤に含まれる細胞群で、胎盤には、血球系の細胞に分化する造血幹細胞や、筋肉や骨、神経、脂肪などに分化できる間葉系幹細胞(MSC)が含まれているとされており、再生医療に期待されている成分です。
主な効果
- 美容作用
- 免疫調整作用
- 機能強化
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歯髄由来
歯髄とは、歯医者で言われる「歯の神経」に相当する場所です。歯は、歯髄を象牙質が覆い、その外側をエナメル質が覆っています。歯髄がある場所は、歯髄腔と呼ばれています。
主な効果
- 難治性全身疾患の治療
- 神経細胞の修復
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ヒト骨髄由来
体性幹細胞の中の代表的な細胞が、骨髄由来間葉系細胞です。同じく骨髄中に存在している造血幹細胞も体性幹細胞の1つです。
主な効果
- アンチエイジング
- 運動機能回復
- 神経細胞再生
各培養上清液の主な効果 Effect of Cell Culture Solution
培養上清液には、幹細胞から分泌された様々なサイトカインが豊富に含まれており、
それらは細胞の増殖や分化などを調節する働きを持っているため、
体内の損傷を受けた組織や細胞の機能回復に重要な役割を果たしています。
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脂肪由来
抗炎症作用
障害部位(損傷部位・炎症部位)の治癒促進、疼痛軽減効果など
美容作用
組織修復作用により二次的なシワやたるみの改善など
血管再生・血管新生作用
動脈硬化などによる血行の途絶に対して側副血行路血管新生など
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臍帯血由来
アンチエイジング
発毛、育毛、整肌、はり、しわ、たるみなどの肌のアンチエイジング効果
再生
内臓系の修復や再生にと効果は広範です。
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胎盤由来
美容作用
細胞活性や細胞再生能力が高いことから、アンチエイジングをはじめとした幅広い美容効果。
免疫調整作用
異常な免疫反応により、アレルギーがおきないよう、免疫機能を正常な状態に調整。アレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎に有効。
機能強化
傷ついた組織の再生を促し回復力を高めるため、身体機能の強化や体力低下を予防。
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歯髄由来
難治性全身疾患の治療
神経外胚葉と間葉系細胞の性格を併せ持ち、口腔内の疾患だけではなく様々な難治性全身疾患の治療に有用
脳神経の修復
脳神経の修復、活性化だけでなく、臓器系にも効果を発揮します。
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羊膜由来
アンチエイジング
発毛、育毛、整肌、はり、しわ、たるみなどの肌のアンチエイジング効果
病気リスクの軽減
薄毛症・脱毛症・更年期障害・脳卒中・心筋梗塞・糖尿病・高血圧・認知症・アトピー・リウマチなどの病気発症リスクの軽減効果
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ヒト骨髄由来
アンチエイジング
脊髄損傷、脳梗塞等の再発予防、動脈硬化の改善、認知症・心不全・腎不全・肝不全等の予防
運動機能
運動機能・視力の回復、免疫系のバランス調整
神経細胞
神経再生能力が高く、神経細胞へ分化する。
幹細胞培養液療法施術後の
注意点と好転反応Precaution and Positive Reaction
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微熱
これは、体内に注入されたサイトカインが、細胞に働きかける事による細胞活動によるもので、施術後2週間程度続く事があります。
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ニキビや吹出物
皮膚組織に滞留していた老廃物や脂肪を 排出するために起きる症状です。
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胸の張り・生理時期の早まり・生理の出血の増加
女性ホルモンの分泌量を正常に調整する作用があるために起きる症状です。
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アレルギー性皮膚炎が悪化・紅斑やむくみといったアレルギー反応
サイトカインはタンパク質やアミノ酸が豊富に含まれており、食品と同じくアレルギー反応が出ることがあるため、アレルギー体質の方は医師の指導を受けるようにしましょう。
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他の治療でも起こる一般的な好転反応や瞑眩反応の事例
漢方薬安堵でも好転反応や瞑眩反応というものがあります。これは副作用と思われる不快な症状に感じますが、からだが治ろうとする治癒反応として現れる症状の可能性があります。ただ、これらがその好転反応や瞑眩反応と呼ばれるものであるのか、それとも何かのアレルギー反応であるのかはその時点ではわからないことが多いため、担当医師に相談しながら施術を受けることを推奨します。
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皮下注射による副作用の例
まれに起こるのが、悪心や悪寒、発熱、発疹といった反応です。このような反応が起きたときには、すぐに注射の投与が中止されます。