ヒト由来幹細胞培養液高濃度、高質な日本製の提供

製品紹介

(1)ヒト脂肪由来幹細胞培養液
(2)ヒト歯髄由来幹細胞培養液
(3)ヒト羊膜間葉系幹細胞培養液
(4)ヒト臍帯血体性幹細胞培養液

幹細胞とは?

私たちはみな、自分たちの体の中に、皮膚や血液のように、ひとつひとつの細胞の寿命が短く、絶えず入れ替わり続ける組織を保つために、失われた細胞を再び生み出して補充する能力を持った細胞を持っています。こうした能力を持つ細胞が「幹細胞」です。幹細胞と呼ばれるには、次の二つの能力が不可欠です。
一つは、皮膚、赤血球、血小板など、わたしたちのからだをつくるさまざまな細胞を作り出す能力(分化能)、もう一つは自分とまったく同じ能力を持った細胞に分裂することができるという能力(自己複製能)です。

幹細胞は大きく2種類に分けられます。一つは、皮膚や血液のように、きまった組織や臓器で、消えた細胞のかわりを造り続けている幹細胞です。このタイプの幹細胞は「組織幹細胞」と呼ばれています。組織幹細胞は何にでもなれるのではなく、血をつくる造血幹細胞であれば血液系の細胞、神経系をつくる神経幹細胞であれば神経系の細胞のみ、というように、役目が決まっています。もう一つは、ES細胞(胚性幹細胞)のように、わたしたちのからだの細胞であれば、どのような細胞でも作り出すことのできる「多能性幹細胞」(Pluripotent Stem Cell)です。
つまり、多能性幹細胞は、わたしたちのからだのなかにある様々な組織幹細胞も作り出すことができるのです。iPS細胞(induced Pluripotent Stem Cell)とは、普通の細胞をもとにして人工的につくった「多能性幹細胞」のことなのです。こうした「幹細胞」の性質を利用して、細胞そのものを薬として怪我や病気を治す「再生医療」という新しい治療法の研究や、体内の細胞の状態をからだの外で再現して病気のしくみを調べる研究が進んでいます。

幹細胞培養液のサイトカイン

幹細胞は環境に応じて細胞の増殖や分化を促すタンパク質を産出します。そのタンパク質のことをサイトカインと呼びます。
サイトカインは細胞間の信号物質として働き、体内の損傷を受けた組織や細胞の機能回復に重要な役割を果たしています。細胞間で連絡を取り合い、サイトカインを受け取った細胞は働き出すのです。 老化現象は、様々な原因によって体の組織・細胞が損傷を受け、それが蓄積していくことで十分に回復しきれない状況になっていることによって起こります。損傷した体の組織・細胞を再生させ、失った機能を回復させることは、大変有効なエイジングケアと言えます。
サイトカインによって眠っていた細胞を目覚めさせることで、強力なエイジングケア効果を発揮してくれることが期待できます

脂肪幹細胞より数十倍〜数百倍のサイトカインを含有

現在でも脂肪幹細胞由来のサイトカインの一種である成長因子を使用した治療が主流です。当院でもグロスファクター療法として皆様にご愛顧頂いておりました。臍帯幹細胞由来のサイトカイン療法は確立されたばかりの治療法ですが、基本的には脂肪幹細胞由来のグロスファクター治療などと治療方針は同じです。しかし、臍帯幹細胞サイトカインの方が脂肪肝細胞由来の治療法よりも単位ひとつ上のサイトカイン量になりますので、より高い効果を発揮してくれることが期待できます。

幹細胞培養液と種類

  • 幹細胞は分裂して自分と同じ細胞を作る能力と、別の種類に分化する能力を持った細胞です。
  • 骨髄・胎児付属物・脂肪などの幹細胞は培養で増殖する際に、多種類の成長因子やサイトカインやコラーゲンなどを培養液中に分泌しています。
  • 培養液とは、人の体内に存在する幹細胞を液体培地の中で培養した際に得られる、その上澄み溶液になります。
  • 培養液には、幹細胞から分泌された様々なサイトカインが豊富に含まれています。サイトカインは、細胞から分泌されるタンパク質で、細胞の増殖や分化などを調節する働きを持ち、体内の損傷を受けた組織や細胞の機能回復に重要な役割を果たしています。
  • サイトカインを豊富に含む培養液は、老化などにより衰えた細胞の回復を後押しするため、さまざまな健康と美容に対する効果が期待できます。

(1)ヒト脂肪由来幹細胞培養液

脂肪組織から採取することができる幹細胞、脂肪幹細胞の培養液です。骨髄由来幹細胞は骨髄にある細胞の内およそ0.01%しかないのに対して、脂肪組織に含まれる脂肪由来幹細胞の数は骨髄中に含まれる幹細胞の500倍もの量が含まれています。骨髄由来幹細胞は採取できる量が限られているのに対し、脂肪由来の幹細胞は全身の脂肪組織から大量に採取することができます。また、骨髄由来のものと比べて臓器修復に寄与するHGF(肝細胞増殖因子)やVEGF(血管内皮増殖因子)といった成長因子(再生促進因子)の産生が多いです

(2)ヒト歯髄由来幹細胞培養液

ヒト歯髄由来幹細胞培養液とは、人の体内に存在する間葉系幹細胞と分類される幹細胞の内の歯髄(乳歯)から幹細胞を抽出して培養し、その培養液から幹細胞を取り出したうえ、滅菌処理などを各種施した液体(上澄み液・上清液)のことを指します。ヒト歯髄由来幹細胞培養液に含まれる成長因子やサイトカインと呼ばれるたんぱく質は、抗炎症作用、抗酸化作用、創傷治癒作用、免疫調整作用、組織・神経修副作用等様々な作用を有しており、各医療分野で応用されております。

(3)ヒト羊膜間葉系幹細胞培養液

ヒト羊膜(HAE:Human Amniotic Epithelial Stem Cells)細胞は、新鮮な胎盤の羊膜表層から単離しています。 ヒト羊膜(HAE)細胞はES細胞様の特性を持ち、Nanog、Oct-4、Sox-2を発現しています。HAE細胞は3つの胚葉(外胚葉、内胚葉、中胚葉)いずれの組織への分化にもお使いいただけます。組織への分化実験の適用例として、膵島細胞、肝臓様細胞、心筋細胞や神経様細胞への分化があります。

フリーズドライ化した培養液

(4)ヒト臍帯血体性幹細胞培養液

臍帯とは、御存知の通り「へその緒」のことです。へその緒の中には大変多くの幹細胞が含まれます。母親から栄養分をもらうことで、胎児は細胞をどんどん作って体を成長させ大きく育っていくのです。生下時には60億も幹細胞は作られ、さらに成長していきますが、40代には3億程にまで減少してしまいます。体の組織/細胞を再生させる能力が低下することが老化の大きな要素になるのです。
ヒト由来の細胞をそのまま他人に移植することは、拒否反応が起こりますのでもちろんできません。そこで、培養液の上澄み(上清)に注目することになります。肌のハリなどをつかさどる線維芽細胞を刺激する成長因子が多く含まれて、身体の組織や神経細胞 を再生する力が豊富です。

POINT

幹細胞が分泌する各種細胞成長因子を抽出し、効果を凝縮したもののため、血液や細胞自体は一切含みません。

(5)ヒト臍帯血体性幹細胞培養液中 サイトカインの成分量

下記の表に示している通り、サイトカイン成分の量は従来の脂肪幹細胞由来より臍帯幹細胞由来の培養液の方が大変多くなります。また、含まれているサイトカイン成分の種類もアンチエイジングに最適なものばかりです

各培養液の主な成分と効果

種類主な成長因子期待できる効果治療方法治癒周期予想される副作用
脂 肪・血管内皮細胞成長因子
・MMP阻害因子
・塩基性線維芽細胞成長因子
・毛母細胞成長因子
・肝細胞増殖因子
・インスリン様成長因子
〇抗炎症作用
障害部位(損傷部位・炎症部位)の治癒促進、疼痛軽減効果など
〇血管再生・血管新生作用
動脈硬化などによる血行の途絶に対して側副血行路血管新生など
〇活性酸素除去作用
疲労回復、生活習慣病予防など
〇免疫調整作用
アレルギー疾患など
〇神経細胞修復・再生作用
末梢神経の修復など
〇美容作用
組織修復作用により二次的なシワやたるみの改善など
・生理食塩水で溶解。
・5ccを2.5ccずつ2本の注射器に分け、腹部等に2箇所、皮下注射。
・大きな静脈を通して体全体に広がり、持続性が認められる最適な方法です。

~高濃度ビタミンを併行投与~

注射後、注入されたサイトカインは身体全体に拡がり血管内にもじわじわとサイトカインが取り込まれていきますが、
高濃度ビタミンはそれを持続、促進させる働きがあり大変効果的である。
初回投与から約20~30日間、間隔を開けて投与。
体内に注入されたサイトカインが浸透する期間を設けることにより、よりよい効果が期待できるため。
〇発熱 (37 ℃前後)
細胞の活性化症状のために起きる良性症状です。
〇ニキビ、吹き出物
皮膚組織に滞留していた老廃物や脂肪を排出するため起きる症状です。
〇生理出皿が増える
女性ホルモンの分泌量を正常に調整する作用のために起きる症状です。
〇注射部位の痛みやかゆみ
皮下注射の一般的な注射部位反応です。
〇その他の症状
個人差で起きるアレルギー反応は考えられます。
歯 髄 ・アンギオゲニン
・毛母細胞成長因子
・肝細胞増殖因子
・MCP-1(ケモカイン
神経外胚葉と間葉系細胞の性格を併せ持ち、口腔内の疾患だけではなく様々な難治性全身疾患の治療に有用と考えられます。
脳神経の修復、活性化だけでなく、臓器系にも効果を発揮します。
同上同上同上
羊 膜 ・血管内皮細胞成長因子
・トランスフォーミング
増殖因子
・MMP阻害因子
・肝細胞増殖因子
・表皮細胞成長因子
疲労回復・アンチエイジング(若返り) 薄毛症·脱毛症•更年期障害・脳卒中・心筋梗塞・糖尿病・高血圧・認知症・アトピー・リウマチなどの
病気発症リスクの軽減効果が期待できます。
同上同上同上
臍帯血・血小板由来成長因子
・塩基性線維芽細胞成長因子
・インスリン様成長因子
結合蛋白(IGFBP-3)
・インスリン様成長因子
結合蛋白(IGFBP-6)
発毛、育毛、整肌、はり、しわ、たるみなどの肌のアンチエイジング効果のほかに、
内臓系の修復や再生にと効果は広範です。
同上同上同上

幹細胞培養液の施術方法

皮下注射とは?

  • いわゆる予防接種などのように、皮膚の下にある皮下組織に注射を打つ方法です。
  • 筋肉注射と比べると痛みが少ないです。
  • 皮下組織には血管が少ないため、吸収速度はゆっくり、血中濃度が、長時間保ちながら穏やかに効いていきます。
  • そのため、製剤がその場に駐留することになり、一時的に腫れの症状を起こします。

幹細胞培養液療法施術後の注意点~ 副作用と好転反応 ~

使用したお客様の声

COMPANY / LABO

会社概要

会社名株式会社 SCCL(エスシーシーラボ)
所在地大阪府門真市本町29-3-A-07
代表取締役小川竜也
資本金1,000万円
業務内容幹細胞培養液製造・販売
医療施設の運営、マネージメント、サポート業務

幹細胞培養液製造施設

製造施設

無菌操作区域の重要度に応じてそれぞれ区域を設定し、それぞれ無菌医薬品製造指針によるグレードA(重要区域)、およびグレードB(直接支援区域)、グレードC(その他支援区域)に準じた設備にて各種幹細胞の培養液製造を行っております。

安全性

各種試験に合格したものだけが出荷されます
無菌試験、エンドトキシン試験、ウイルス試験、マイコプラズマ否定試験
また試験は最終段階だけでなく、製造(培養)途中の段階でも適宜試験を行い、 安全性の確認をしております

主任培養士

山口 仁知 (やまぐちよしちか)

  • 関西大学工学部 生物工学科 細胞機能研究室卒業
  • シオノギメディカルサービス、岸本医科学研究所にて臨床検査業務に従事
  • 医療法人常盤会ときわ病院免疫課細胞培養室にて自己活性化リンパ球の培養
  • (がん治療・予防)、自己線維芽細胞培養(美容・アンチエイジング)に従事
  • 株式会社日本培養研究所にて幹細胞培養液製造(化粧品原料)に従事

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